IYA2009

概要

「国際科学映像祭 ドーム&立体プレイベント2009」の開催に向けて

2009/01/20
日本科学技術振興財団    会長 有馬朗人
自然科学研究機構国立天文台 台長 観山正見

 21世紀を迎え、世界の科学研究がめざす領域はますます広がると共にその内容も深まっています。それらは一般市民の生活との関わりの中で進歩を遂げているにも関わらず、科学研究を支えるはずの市民がそれらを理解するのはより困難になっています。
 科学映像はそうした市民にとって科学の理解を助けてくれる優れたメディアであり研究者にとっても理解を広げる手段としてその重要性を増しています。特にミクロな世界を垣間見たり、宇宙の全貌を示すばかりか進化や歴史さえも計算によって再現する近年のシミュレーションや可視化の技術の発展は、これまでの想像を超えた驚くべき世界を描き出すことを可能にしました。さらにドーム映像や立体映像は見る者に映像との一体感を与え画面の中へと引き込みます。
 私たちは、そうした良質の科学映像コンテンツを広く紹介し、多くの人々に見ていただく機会を提供すると共に、コンテンツや技術開発に関わる人々の情報交換及び科学映像クリエーターの育成に供する場として新たな国際的科学映像祭の開催をめざします。
 本イベントは、科学映像祭開催が一般市民や研究者に対してどのような意味を持つのか、あるいは何をもたらすのか等を探り、意見交換の場を広げ将来の可能性を展望することを目的に実施いたします。
 皆さまにおかれましては私どもの趣旨をご理解いただき、「国際科学映像祭 ドーム&立体プレイベント2009」開催について、ご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

開催日時

2009年3月13日(金)~3月23日(月)計11日間
※但し会場によっては日程が異なる場合があります。それぞれの会場にご確認ください。

会場一覧

スタンプラリーマークは、スタンプラリー参加館です。スタンプラリーの詳細については、こちらをご覧ください。

Copyright2009, 国際科学映像祭 ドーム&立体プレイベント2009実行委員会