サイエンスフィルムカフェ&ワークショップ

  • 科学技術映像祭入選作品の上映と映像クリエータのトークおよびワークショップの体験を通して科学や理科の楽しさに触れてみましょう。
  • 開催期間:2011年9月18日(日)~19日(月) 2日間
  • 会場:科学技術館 4階 実験スタジアム(東京都千代田区北の丸公園2-1)
  • 対象:一般入館者
  • 料金:無料(但し科学技術館入館料は必要です)
  • ※申込は、不要です。直接会場にお越しください。

実験スタジアムL実験スタジアムR

スケジュール

9月18日(日)

13:00~14:00:サイエンスフィルムカフェ(ステージ)
上映番組:技の彩 鼠色・江戸小紋(14分)
出演者:神内美香子(日テレアックスオン)
14:15~15:00:実験ショー(ステージ)
色と光のひみつを知ろう!
15:30~16:15:実験ショー(ステージ)
色と光のひみつを知ろう!

9月19日(月)

13:00~14:00:番組上映(ステージ)
匠の息吹を伝える~“絶対”なき技術の伝承~ 「染めの街」の明日を照らす~染色技術 落合ほたる~ (29分)
THE MAKING~えのぐができるまで~(14分)
日比野克彦のカラフルワンダフル~現代色事情~(14分)
14:15~14:45:ワークショップ(教室)
偏光板の実験工作
15:15~15:45:ワークショップ(教室)
偏光板の実験工作

上映番組紹介

技の彩 鼠色・江戸小紋
(14分 日テレアックスオン)
 日本人は古来より、季節の移ろい、自然の一瞬の輝きを愛でてきました。その豊かな感性が生み出した日本の伝統色が、工芸品の中に息づいています。今回のテーマは「鼠色」。江戸時代の奢侈禁止令から生み出された百種類の鼠色というお洒落。遠目には無地、近づいて見れば繊細な柄が浮かび上がるという、江戸っ子の粋「江戸小紋」。染め物の科学と共に、今も伝わる染物職人の技を紹介します。
匠の息吹を伝える~“絶対”なき技術の伝承~
「染めの街」の明日を照らす~染色技術 落合ほたる~
(29分 映像館)
 モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。今回取り上げるのは、新宿区落合で染色技術の継承のために力を合わせる後継者たち「落合ほたる」です。東京手描友禅、江戸小紋、江戸更紗と手法は違っても、江戸時代から伝わる技術を伝え、落合の文化を発信したいという共通の思いから様々な試みをしています。彼らの奮闘ぶりとその技をご覧下さい。
THE MAKING ~えのぐができるまで~
(14分 日テレアックスオン)
 シリーズ「ザ・メイキング」。普段なじみのある身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは「えのぐ」。色の原料は、岩や土、金属、石油などからつくった顔料の粉です。油えのぐと水彩えのぐの違いは、乾いたとき、えのぐを画用紙などにくっつける接着剤の違いだけで、つくる工程は、どちらもほぼおなじです。
日比野克彦のカラフルワンダフル ~現代色事情~
(14分 DNP映像センター)
 「色」をテーマとし、色の基本原理から人体、自然界に至る様々な色を科学的に探求していきます。進行役は現代アート界を代表するアーティスト日比野克彦。色の疑問と現状を紹介していきます。光の三原色から絵の具の三原色に変換させる印刷技術や、有機ELディスプレイといった新しい色の技術など、日々開発される色の技術などを紹介。