ショートフィルムコンテスト 結果発表
今年はこれまでで最多の応募があり、ドームフェスタ史上初めての一次審査を行いました。
一次審査を通過した12作品を3月4日の本審査で上映しました。受賞結果についてお知らせします。
審査員賞 Jury award | タイトル | 応募者 |
最優秀賞 Grand Prize | Recoding Entropia | Louis Lachance Directed by François Vautier (France) |
優秀賞 Excellence Award | Dancing with Dead Animals | Maarten Isaäk de Heer (Germany) |
優秀賞 Excellence Award | The Inner Island | Sergey Prokofyev (Germany) |
会場賞 Audience Choice Award | タイトル | 応募者 |
金賞 First-Place | Recoding Entropia | Louis Lachance Directed by François Vautier (France) |
銀賞 Second-Place | Aurora Hunters | Pavel Karas Brno Observatory and Planetarium (Czech Republic) |
料金
3/3(日)開会式・VRを見ることができる券:無料
※16時の回まではギャラクシティの通常投影です(各回 :大人500円、小人100円)
3/4(月)券(全てを見ることができる):1,500円
3/5(火)券(全てを見ることができる):1,500円
3日間通し券(1・2・3):3,000円
日程・開催場所
日時:2024年3月3日(日)~3月5日(火)
場所:ギャラクシティ まるちたいけんドーム(プラネタリウム)
所在地:東京都足立区栗原1-3-1 電話03-5242-8161
交通:東武スカイツリー線 西新井下車 徒歩5分 (西新井駅には急行列車も止まります)
主催:国際科学映像祭実行委員会、ギャラクシティ
今年のドームフェスタのテーマは ”Fulldome Renaissance”
「フルドーム・ルネサンス」
実行委員長 田部一志
プラネタリウムが公開され、今年は100年目の記念すべき年に
あたります。
ドーム全面に本格的に動画が投影されたのは1970年大阪万博の
アストロラマだったと言わていますから、もう50年以上の歴史を
持っていることになります。
この間、デジタルの技術の進歩は著しいものがあり、作品の
制作手法は大きく変わりました。
デジタル化が進んでも、星を見ることが主眼のプラネタリウムと、
ドームに投映する映画では、根本的な違いがあることには変わりは
ありません。
違いは違いとして認めつつも、プラネタリウムとドーム映像は
密接にかかわりながら発展してきました。
50年を経た今、あらためて「ドーム映像とは何だろう」という
自らのアイデンティティを再確認することが求められている感覚は
多くの人が共有しています。
今回のドームフェスタは、「フルドーム・ルネサンス」と題し、
少し昔のことも掘り起こしてみたいと思います。
ここでしか見られない貴重な体験が提供できるはずです。
実行委員一同みなさまのご参加を願っています。
タイムテーブル
日時 | 内容 | 出展者(敬称略) | |
第1日:3月3日(日) | |||
10:00 | 長編作品上映 | ゲゲゲの鬼太郎 河童のテラフォーミング | ㈱D&Dピクチャーズ |
11:30 | 長編作品上映 | 妖怪ウォッチ♪コマさんからのSOS! ブラックホールへレッツゴーだニャン♪ | コニカミノルタプラネタリウム㈱ |
13:00 | 長編作品上映 | ヘーゼルナッツ 理想の星をさがして | |
14:30 |
| 宇宙の模型 プラネタリウム誕生物語 | Astrolab/Polano LLC |
16:00 | 生解説 | 今夜の星空 |
|
↑ここまではギャラクシティの通常投影です (各回 :大人5 | |||
16:50 | 開会式開場 | ↓第1日目 ここからの料金は無料です | |
17:00 | 開会式 | 開会あいさつ 歓迎あいさつ 概要説明 | 実行委員長 田部一志 ギャラクシティ館長 村田憲司 実行委員 井上拓己 |
準備時間 | |||
19:00 | ドーム×VRの可能性 (無料イベントですが、このセッションだけの申し込みが必要です。) | VR 宇宙博物館コスモリアの紹介、実演 | 出演: 天文仮想研究所VSP 企画・実演: 井上拓己 豊増伸治 三田村耕平 |
第2日:3月4日(月) | |||
10:00 | 長編作品上映 | GalaxtyJourney Through the Milky Way | Planetarium Mannheim |
11:30 | 長編作品上映 | 詩のプラネタリウム | ㈱テレビマンユニオン |
13:00-15:45 | ショートフィルムコンテスト 応募作品上映会 | 公募した国内外プロアマの作品一挙上映(審査対象) | 審査員: 春日了 木村かおる 上坂浩光 平井明 KWON O CHUL 広橋勝 |
16:00 | 長編作品上映 | コズミック・ハーモニー 138億年の響き | コニカミノルタプラネタリウム㈱ |
17:00 | 長編作品上映 | SPHERE (上映後にオンライントーク) | Mickaël Le Goff Robert Koch Markus Schäfer 聞き手:上坂浩光 通訳:Brian Landberg |
記念写真撮影 | |||
19:00 | 懇親会 | 別会場 | |
第3日:3月5日(火) | |||
10:00 | 長編作品上映 | Space Oases | Brno Observatory and Planetarium |
11:30 | 長編作品上映 | ECLIPSE-the Moments of Wonder | KWON O CHUL AstroPhotography |
13:00-15:30 | フルドームルネサンス 大型ドーム映像の歴史を辿る | 大型ドーム映像の黎明期から現在までのチャレンジについてたどりつつ、これからどこに向かっていくのかについて議論します。 | コンビーナ(招聘者) 田部一志 |
0 趣旨説明と概要 | 田部一志 | ||
1 歴史 | 大口孝之 | ||
2 蘇るアストロラマ 「土方巽」と舞踏(上映) | 飯田将茂 | ||
3 映像詩「富士」とアストロビジョンの時代 | 鈴木雅晴 | ||
4 フィルムとカメラによる映像の時代 オーロラの上映 | 荒木泰晴 | ||
5 科学万博と3D 映像ユニバースの衝撃 | 大口孝之 | ||
6 バーチャリウムと初期のデジタル映像 | 竹本宗一郎 | ||
7 デジタルフルドーム映像の黎明期 〜HAYABUSAの制作を経験して〜 | 上坂浩光 | ||
8 総括:広がるドーム映像の世界と将来 | 田部一志 | ||
16:00 | ショートフィルムコンテスト表彰式 閉会式 | 1 ショートフィルムコンテスト表彰 2 講評とクロージング 3 来年に向けて | 審査委員長:広橋 勝 実行委員長:田部一志 |