ドームフェスタ

  • 最近では、デジタルドーム映像の表現力や画質などが格段に向上しています。ドームフェスタでは、、多くの映像コンテンツ上映と、トークイベント及びデジタルプラネタリウム研究会を行います。
  • 実施期間:2010年9月26日(日)~28日(火)
  • 会場:府中市郷土の森博物館(東京都府中市南町6-32)
  • 対象:一般入館者、科学館職員、研究者、技術者
  • 料金:
    9月26日:
    ・一般入館料大人200円、中学生以下100円
    ・プラネタリウム観覧料:大人400円、中学生以下200円
    9月27日~28日:
    ・参加費3,000円(8月31日まで)/4,000円(9月1日以降及び当日) ※事前申込制
    ・昼食弁当代:1,000円/日(要予約→締め切りました)
    ・ドームフェスタ・バンケット:6,000円
    ※なお、1日単位の参加申込はありません。9月1日以降のキャンセルはできません。
  • 定員:9月27日~28日の期間は200名
  • 協力:
    日本プラネタリウム協議会 デジタルプラネタリウム研究ワーキンググループ関東プラネタリウムワーキンググループ
  • 本プログラムは、予告なく変更になることがあります。

参加申込

参加費3,000円(8月31日まで)/4,000円(9月1日以降及び当日)

9月26日(日)

会場:プラネタリウム

府中市郷土の森ドーム内部一般入館者向け
事前申込は不要です。直接会場へお越しください。
料金:一般入館料大人200円、中学生以下100円
プラネタリウム観覧料:
1-1~1-3・無料
1-4~1-6・大人400円、中学生以下200円
9:30:オープニング
挨拶:国立天文台副台長 櫻井 隆
祝辞:府中市長 野口忠直
9:45:1-1.「Telescope ~宇宙への扉~」(23分) 2009年
Telescope画像 ガリレオが初めて宇宙に望遠鏡を向け、400年が過ぎました。この番組では、望遠鏡で、人類と宇宙の関係を根本から変えてしまった3人の天文学者、G・ガリレイ、W・ハーシェル、E・ハッブルの大発見を辿る、400年の旅へと案内いたします。
制作者/監督:合同会社スターライトスタジオ/広橋勝
番組公式Web:http://astrolab.jp/
10:30:1-2.「Young Alive!~iPS細胞がひらく未来~」(28分) 2010年
Youg Alive!画像 さまざまな種類の細胞に変化する能力を持つ特別な細胞、「iPS細胞」。将来は新薬の開発や再生医療への応用が期待されています。この番組では、その「iPS細胞とは何か」を、CGによる3D映像とアニメーション映像で紹介。小学6年生の少女のぞみが、夏休みに訪れた山村で、自然に触れ、生命の不思議に惹かれてゆく物語を通し、「iPS細胞」が切り拓く未来を描きます。
制作者/監督:独立行政法人 科学技術振興機構(JST)日本科学未来館/加瀬 泰
番組公式Web:http://www.miraikan.jst.go.jp/sp/youngalive/
11:30:1-3.「Journey to the Stars(日本語版)」(25分) 2009年
Jurny to the Stars画像 恒星をめぐる旅、それは、星々の一生や宇宙の歴史をめぐる旅です。130億年前、初めての恒星が宇宙に現れ、初めての超新星爆発が起こりました。 この時放出された物質が、現在の恒星や私達の体を作る源となったのです。
 身近な存在である太陽も、実は恒星の一つ。およそ50億年前に誕生した太陽は、 およそ50億年後にはガスを激しく放出して燃えつきる運命にあります。 今まさに恒星が生まれている場所もあれば、恒星が一生を終えた名残もあります。
 多様な姿を見せる恒星の世界へ、旅立ちます。
制作者/監督:the American Museum of Natural History
番組公式Web:http://www.amnh.org/rose/spaceshow/journey/
ここから通常料金
12:30:親子星空散歩「さいごの恐竜ティラン」
14:00:「THE SEARCH FOR LIFE -サーチ フォー ライフ」
15:30:「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- ハヤブサ~バック・トゥー・ジ・アース」

9月27日(月)

※27日は博物館が休館日のため車でのお越しはご遠慮下さい。
府中市郷土の森博物館:交通アクセス

会場:プラネタリウム

8:30:登録確認及び受付
通常の博物館の通常入場入口と異なります。正門入口右80メートル「プラネタリウムロビー入口」からお入り下さい。
9:00:開会挨拶、事務連絡
9:20~10:20:招待講演:「プラネタリウムで扱う地球科学」
2-1. 講演者:ジム・シュバイッツァー博士(Science Communications Consultants)
番組上映:「Fragile Planet 壊れやすい惑星」(英語:30分)
10:20~12:00:番組上映
3-1.「Telescope ~宇宙への扉~」(23分)
3-2.「Young Alive~iPS細胞がひらく未来」(28分)
3-3.「EM Eye part1」(25分)
12:00~12:50:昼食・休憩
12:50~:集合写真
13:10~14:20:4-1.招待講演:「データの可視化からドーム・プレゼンテーションへの10年」
講演者:カーター・エマート博士(アメリカ自然史博物館)
番組上映:「Journey to the Stars」(日本語:25分)
番組上映:「All We Are」(23分)
14:20~18:10:番組上映
5-1.「Hayabusa Back To The Earth」(44分)
5-2.「遙かなる銀河へ TAO計画が迫る最新宇宙」(26分)
5-3.「ADAMAS(アダマス)」
5-4.「さいごの恐竜ティラン」(26分)
トレーラー&クリップ集上映
6-1.「オーロラのひみつ」
6-2.「日食」
5-7.「ねずみの骨」
6-3.「KAGUYA’s Moon」
6-4.「黒い太陽」
6-5.「スターリーテイルズ-星座は時をこえて」
6-6.「万華鏡」
6-7.「かぐやとKAGUYA」

会場:ロビー・ホール

10:00~17:00:展示

会場:大國魂神社 結婚式場・欅の間

18:15:バス移動
大國魂神社大鳥居まで貸切バスで移動していただきます。
バンケット参加者以外の方もご乗車できます。
大國魂神社から京王線府中駅まで徒歩5分。JR南武線、武蔵野線府中本町駅まで徒歩5分です。
19:00~21:00:ドームフェスタ・バンケット

9月28日(火)

会場:プラネタリウム

8:45:登録確認・受付
通常の博物館の通常入口と異なります。正門入口右80メートル「プラネタリウムロビー入口」からお入り下さい。
9:00~11:30:番組上映
7-1.「シーモンスター」(40分)
7-2.「アマテラス~太陽の奇跡」(25分)
7-3.「みみずく探査機ほうほうの旅」(20分)
7-4.「ゴッホの見た星空」(25分)
7-5.「Awesome Light Ⅱ」(25分)
11:30~12:30:セッション:デジタルプラネタリウム
8-1.デジタルプラネタリウム実演(トリビュー)
11:30:閉会
12:30~13:30:昼食・休憩

会場:会議室

13:30~17:00:デジタルプラネタリウム研究会・ワークショップ(定員60名)
※本ワークショップは、会場の都合上、申込先着順60名に限らせていただきますので、ご注意ください。なお、本ワークショップのみの申し込みは出来ません。
8-2.プロジェクターの選定ポイント
8-3.PCの能力とビデオボード
8-4.ソフトウエアと価格(買えるソフト、買えないソフト、フリーのもの)
8-5.その他附帯状況
8-6.コンテンツ制作するか調達するか
8-7.質疑応答

宿泊ホテル

ホテルコンチネンタル
〒183-0055 東京都府中市府中町1-5-1 TEL 042-333-7111 / FAX 042-333-7117
宿泊代:7,500円(1泊朝食代込み)
※支払は現地でお願いします。

招待講演者プロフィール

ジム・シュバイッツァー博士
Dr. James Sweitzer(Science Communications Consultants)

Dr. James Sweitzer ジム・シュバイツァー氏は30年以上に及ぶ科学コミュニケーションの現場での経験を活かし現在サイエンス・コミュニケーション・コンサルタンツ代表として活動している。
 ノートルダム大学(物理学)を卒業後、シカゴ大学大学院で学位(1978年博士:天体物理学)を取得。シカゴのアドラー・プラネタリウムに就職し副館長を務める。1988年にシカゴ大学南極天体物理学研究センターに所属し、疑似宇宙環境におる観測施設建設を監督する副責任者として2回の南極点基地滞在を行う。
 1996年にニューヨークのアメリカ自然史博物館に開館する地球宇宙科学のためのローズセンターの特別ディレクターとして招聘される。ここで新規施設における科学コンテンツの開発及び機器製作責任者を務め、また館の落成を飾り評論家から絶賛を受けた宇宙番組「宇宙へのパスポート」のエグゼクティブ・プロデューサを努める。
 2002年にシカゴへ戻り、デュポール大学宇宙科学センター長に就任し、NASA宇宙科学ミッションとアメリカ中西部7州の教育関係部局の調整役を努める。
 2004年、サイエンス・コミュニケーション・コンサルタンツを立ち上げ科学コミニュケーション・ビジネスを開始する。
 また氏は2007年と2009年に、アル・ゴア前合衆国副大統領に率いられた気候変動プロジェクトのメンバーを努める。地球温暖化とそれを正す教育に対する認識を喚起する強力な主唱者として活動を行った。
 氏は大人向けや子ども向け双方を対象とする多くの執筆活動を行い、天文エッセイの最高賞であるヒューズ・グリフィス天文台賞を受賞している。学校教育出版の2つのシリーズ「宇宙大学」と「究極の宇宙」双方の科学アドバイザーを担当している。
 アメリカ科学振興会議のメンバーであり、アメリカ天文学会、国際天文連合、国際プラネタリウム協会それぞれの会員である。また五大湖プラネタリウム協議会のフェローに選ばれている。2007年に中部大西洋、東海岸及び五大湖それぞれのプラネタリウム協議会よりアーマンド・スピツ/マーガレット・ノーブル賞受賞者の栄誉を得た。

カーター・エマート博士
Dr. Carter Emmart(American Museum of Natural History)

Dr. Carter Emmart 現在、ニューヨーク市アメリカ自然史博物館、地球・宇宙ローズセンターのAstrovisualization(宇宙可視化)担当ディレクター。
 ローズセンター内ヘイデン・プラネタリウムで没入型のデータ可視化を利用した宇宙番組製作の監督を行っている。同氏は、デジタル宇宙として知られる三次元宇宙アトラスの双方向型利用を可能にするためのソフトウェア開発を監督した。これにより、現在、デジタル宇宙をプラネタリウムや世界中の教育現場をネットワークで結ぶことが可能になった。
 こうした取り組みは、彼がスウェーデンのLinkoping大学で行った一連のインターンシップ・シリーズがきっかけとなり、同国のSCISS社で開発研究が行われるようになった。
 彼は芸術家の家庭に育ったが、10歳の頃に旧ヘイデン・プラネタリウムの天文教室へ通ったことがこの道へ進むきっかけとなる。コロラド大学で地球物理学を専攻し、スウェーデンのLinkoping大学にて博士号を取得した。
 NASA Ames研究センターと国立大気圏研究センターにおいて構造物モデル製作、技術説明イラストや科学映像製作に携わり、その後アメリカ自然史博物館のスタッフに加わることになった。